MY HOME TOWN

志摩の暮らし

ギターは木のままでいたかった

地元の中学校の文化祭。
午前中は、陶芸、料理、切り絵などの文化講座があり、
地域の人が講師に行く。私はギター講座。

ギター講座を希望する生徒は、
ほとんどが初心者。
11人中2、3人は、
ご家族がギターを弾くか所有しているとのこと。

これが、10数年前なら、
押入れにギターが眠っている率は、
もっと高かったんだろうなぁと思う。

お父さんがギターを弾くと言っている子の
お父さんを知っているので、
音楽理論もよくわかってない私より、
ギターの上手なお父さんに教えてもらう方がいいのだけど、
地域のおばちゃんの話を
一生懸命聞いてくれる。かわいいなぁ。

毎年、数枚の資料は持っていくのだけど、
今年は、ちょっと時間をかけて作り直してみた。


IMG_0540.jpg


 IMG_0542.jpg


私のギターの制作工程も載せてみた。
ヤイリギター小池さんの許可も頂いて。

IMG_0543.jpg


漢字が間違えてると指摘があり、
「あら。じゃぁ、校長先生、赤ペンで直しといてくださいね」
って、渡しておいた。
うちの子ども3人が、中学校でお世話になっていた先生で話しやすい。

ギターを弾かれる教頭先生も、途中から参加され、
ビートルズを歌ってくださった。
音楽の先生も好きだという歌を、美声で歌ってくれて楽しく終了。


午後から、有志で「ピコ太郎をする」って、
楽しそうに話す1年生がかわいくて、
見ることにした。

久しぶりに各学年の合唱も聴いた。

どうして、子どもの歌を聴くだけで
ジーンと胸が熱くなるんだろう。

聴くたびに思っていたけど、
それはきっと、
夢や希望を歌っているからなんだな
と気がついた。
私にはもう歌えない歌だからだ。
青さが眩しい。


資料の最後に、




私は私のギターをとても大切に想っています。
谷川俊太郎さんの「ほん」という詩が好きで
この詩の「ほん」が「ギター」に思えるのです。


ほん       谷川俊太郎

ほんはほんとうは
しろいかみのままでいたかった
もっとほんとのこというと
みどりのはのしげるきのままでいたかった
だがもうほんにされてしまったのだから
むかしのことはわすれようとおもって
ほんはじぶんをよんでみた
「ほんとうはしろいかみのままでいたかった」
とくろいじでかいてある
わるくないとほんはおもった
ぼくのきもちをみんながよんでくれる
ほんはほんでいることが
ほんのすこしうれしくなった


ギターも、ほんとは木のままでいたかったのかもしれません。
だけど、こうして私たちがギターを弾いて歌えば、
わるくないと思っている気がします。
木や、作ってくれた人を想って
私は、私のギターを大切にしています。
みなさんも、大切に想える「もの」と出会えますように。



と書いた。



そして、小池さんにも、
ありがとうと伝えなきゃ。



関連記事
  1. 2016/11/13(日) 11:59:00|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<月の舟 | ホーム | 「海女サミット開催記念 吉田賢治展」今日は藤原重利さんのライブも!>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://kk4693.blog90.fc2.com/tb.php/388-b22a8148
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)